- 毎月の賃貸の家賃がもったいない
- 家族も増えたし、そろそろ家が欲しい!
- いつまでも賃貸は恥ずかしい…
様々な理由から家を購入したくなります。
家計に余裕があるのなら、もちろん購入したほうが良いでしょう。
しかしながら旦那さんが飲食店に勤めてる方なら少し考えもの…
まして「◯十年ローン」など怖すぎます
飲食業界は不安定であり、旦那さんが歳を取るほど年収が下がるリスクが増えるのが原因です。
飲食業界22年、現役料理長のコロネです。
不安定な飲食業界で働きながら住宅ローンを完済できるのでしょうか?
無謀な額の住宅ローンを組むのはやめた方が良い
苦しい生活が続く可能性がある
多額の住宅ローンを組んで、将来の不安に怯えながら働いてる知人がいます。
住宅ローンの営業担当者は「賃貸と同じくらいの金額で住宅ローンが組めます!」と言いますが、はっきりいって危険です。
住宅ローンで支払いが苦しくなっても、賃貸の時のように引っ越しできないからです。
また、将来にどんな事が起こるかわからないので「無謀な額の住宅ローン」を組むのはおすすめできません。
子供が増えて教育費がかかるかもしれない
今の収入が続くとは限らない
今は十分な収入があっても飲食業界は役職を外れると給料もかなり下がります。
実際に、料理長の立場であった方がパワハラ・セクハラ・モラハラなどで部下から訴えられ平社員に降格になった話もあります。
会社内でパワハラなどの原因で降格になった人って再び昇格することはありません…
飲食業界の方なら理解できると思いますが、
- 給料が高く
- 年齢をかさね体の動きが悪く
- 口やかましい社員って「邪魔な存在」になってきます。
飲食店の社員が右肩上がりの昇給する可能性は低いので気をつけましょう。
年齢的にも、病気やケガで働けなくなったら厳しいという理由もあります。
奥様が共働きで住宅ローンの返済がカツカツの状況なども回避したいですね。
頭金無し!は破産の原因になる
住宅ローンの営業担当者は「頭金無しでも大丈夫です!」というかもしれませんが気をつけましょう。
住宅を建てれば終わりではなく「引っ越し代・固定資産税・保険料・住宅が数年経てばメンテナンス」も必要になります。
これらに「ローンの支払いが加算」されて大丈夫でしょうか?
貯金がないから「頭金なしを選ぶ」というのはかなりリスクが高い選択です。
住宅ローンって結局は借金です
頭金無しの場合、最初返済していくのは利息分であり、数年は元金の返済すらしていない状態です。
返済可能な額ならいいですが無謀なローンを組むのはやめましょう。
飲食店の社員は転職が多い
さきほども述べたように、飲食業界で働くのは不安定であり急に仕事を失うこともあります。
新たな転職先が購入した家の近くならいいのですが、どこで働くかわかりません。
家族が増えての引っ越しは大変なので、大きな家を購入する時はタイミングが重要です。
まとめ
わたしは独身ですが、家を購入しようと積極的に物件探しをしたことがあります。
契約の前段階まで進んだことも2回ありましたが、前日に不動産会社の方からやめた方が良いと連絡。
築年数が多い物件で、オーナーが保証をつけない事が原因でした。
わたしの担当者の方は知人からの紹介だったので「危険なローンを背負わされる前に回避できました」が今から考えるとゾッとします。
実は「住宅ローンの毎月の返済」と「企業がブラック化すること」は関係しています。
現代では、マイホームを持つことはリスクが高いといわれています。
日本の人口がますます減る未来を考えれば、賃貸のほうが良いのかもしれませんね。
もし、マイホームを飲食店関係者が購入するなら店舗併用住宅をおすすめします。
店舗の家賃ほどムダなものはなく、駅近くの一等地ならかなり高い家賃です。
店舗併用住宅なら、家賃は住宅のローン返済にあてることができ効率的です。
わたしが独立出店する際は店舗併用住宅で考えています。