飲食業界の転職は早い者勝ち?コロナウイルスの影響による業界の変化について
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新型コロナウイルスの影響で、飲食業界は深刻な状況になっている。

今回は、新型コロナウイルスの影響で飲食業界の「転職」がどのように変化するのか?について考えてみたい。

【結論】 

  • 新型コロナウイルスが終息するまで軽々しく仕事を辞めない
  • 将来が不安なら転職サイトに登録して情報収集だけしておく

 

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新型コロナウイルスの終息はいつになるかわからない

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新型コロナウイルスの影響による「非常事態宣言」が発令されている。一応GW明けまでとされているが、その後も飲食業界が例年通りの売り上げに戻るとは考えられない。

医療の受け入れ体制は整いつつあるが、明確な治療薬や予防接種が開発された訳でもない。それらが開発されるまで、何度も自粛と緩和を繰り返していき、国内の感染爆発を抑えつつの生活となるのだろう。

色々と述べたが、簡単にいうと非常事態宣言が発令された以前と

「社会情勢は何も変わっていない」

 

大阪府がワクチン開発を「夏に開始し、秋から実用化し年内に全国にいきわたる」ことを目標としている。そこから読み取れるのは「最低でも年内は現在の状況が変わらない」ということではないだろうか。

「現在の状況がいつまで続くかわからない」といえる

 

新型コロナウイルスの影響による社会情勢が変わらず、それがいつまで続くかわからない状況になるとどうなるのか?

飲食業界の中小企業・個人店の多くは倒産する

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新型コロナウイルスの影響による「飲食店や国民の自粛の意識が続く」と資金力がない企業から倒産していくだろう。

国からの休業助成金が雇用について用意されているが、飲食店やすべての店舗の負担になっているものに「家賃」がある。

国が全国の家賃について助成・免除することは難しく、大家の人間性に任せるしかない。

飲食店の中小企業・個人店は撤退ラインを明確に設定し倒産・閉店していくのだろう。これは、現在の状況が長引くほど比例して増加していく。

その結果どうなるのか?

飲食業界の人手不足は解消され仕事につけない状況になる

飲食業界は、新型コロナウイルスが発生するまで「慢性的な人材不足」であった。しかし、飲食業界の中小企業・個人店が相次いで倒産閉店すると、今までとは逆に「人材余り」の状況が予想される。

なぜ「人材余り」になるのかというと、飲食業界の中小企業・個人店が倒産・閉店しても「新型コロナウイルスの状況が変わらない」かぎり他の企業が求人募集する可能性は低いからである。

とはいえ、新型コロナウイルスの影響で「売り上げが伸びている」飲食業界の企業や業態もある。

「人材余り」と「売り上げが伸びている1部の企業」の結果どうなるのか?

飲食業界の転職は早い者勝ちになると予想される

2020年4月現在で、飲食業界で求人募集されている業態は数少ない。

休業要請による営業自粛で「国の助成金により現在は雇用が守られている」が我々、飲食店従事者も各個人が将来を考える必要がある。

なぜかというと、現状で飲食業界で「伸びている企業へ転職する機会」は数少ないからである。

「早く動いた者が生き残れる」ともいえる

自分から進んで退社する必要はないが、転職サイトに登録して「いつでも動ける」状況は用意しておくべきだろう

 

現在、一部上場企業で働いてるかたは安心かと思う

大手企業の倒産については国も救済措置をとると予想される。なぜなら、大手企業が相次いで倒産すると爆発的に失業者が増えるからだ。それに大手企業は資金力・店舗数も多く、縮小傾向はあってもいきなり倒産するとは考えにくい。

 

飲食業界の中小企業・個人店での従事者は早く決断し動くことが重要になる

*退職するなら「絶対に次の仕事を決めて」から!

 

当サイトでは、飲食業界について色々な角度から記事を書いてきた。

そこで一貫してるのは「飲食業界は不安定」ということ

転職について若い20代かたには、特に今回の自粛期間で「飲食業界」で働くことについて考えて欲しい。

20代なら他の業界への転職が可能だから

 

実際に転職エージェントサイトを利用して調べてみた

【フーズラボ転職エージェント】

国内最大手「飲食業界に特化した求人転職エージェント」転職エージェントに仕事を相談するスタイルのみで、登録して求人を見ることはできないが、すべて非公開求人であり、はやく転職したい人におすすめ

 

【クックビズ転職支援サービス】

クックビズも飲食業界特化の求人サイト(調理師の求人多め)

自分のペースでゆっくり求人を見ながら、転職エージェントを利用したい人はクックビズがおすすめ

登録したあと、エージェントの方から電話があり「ゆっくり探したい」と伝えると余計なメールも来ないのも好印象

 

【doda転職エージェントサイト】

飲食業界以外の求人も見れるのが魅力

dodaも転職エージェントと、自分のペースで転職サイトを利用できる

調理師の求人は少なく、ホールスタッフ・マネジメント職におすすめ

転職エージェントの方に「情報収集したい」と長期的に転職を考えている意向を伝えても現職の相談に乗ってくれて好印象

*メールが頻繫に来るが設定変更すると改善できる

 

ここで、新型コロナウイルスの影響下でも伸びている、又は影響が少ない転職先について考えてみたい。

飲食業界で生き残る企業とオススメの転職先

新型コロナウイルスの影響でも、生き残れる可能性が高いのは飲食業界の「大手上場企業」

さきほども述べたように、資金力・店舗数の多さに加えマーケティング能力も大手企業は優れている。

宅配サービスやテイクアウトなど新たな事業へ拡大することも予想される。それと大手上場企業は、今までも法律に準じた労働者の使用をしており、国の助成の恩恵が大きいのではないだろうか。新型コロナウイルスの影響で、ブラック企業は一気に淘汰されるだろう。

 

新型コロナウイルスの影響で伸びている企業

新型コロナウイルスの影響で伸びている企業は、宅配サービス・テイクアウト・デリバリーや大手企業が有名である。その他の需要をご紹介したい。

  • 病院や施設系の調理
  • ゴルフ場のレストラン調理

病院や施設系はすでに募集が終わりつつあるが、注目として「ゴルフ場のレストラン調理」をあげたい。

コロナウイルスの影響でゴルフする人が増えている。自粛期間にすることがなく、感染リスクが低いスポーツとしてゴルフが選ばれているからである。ゴルフ場の料理長は給料面も期待できるのではないだろうか。

 

飲食業界以外では「IT業界」

IT系は今回の新型コロナウイルスの影響で「在宅ワークが可能である」ことも立証した。20代で若く、ITと共に成長してきた人達なら少し勉強すればスキルが身につくのではないだろうか。

私は40代で当サイトを立ち上げたが、現在もパソコンについてわからないことが多く、満足のいくサイトデザインや設計も出来ていない歯がゆさもある。若いうちにスキルを身につけ3~40代でバリバリ働ける人生設計も考えてみて欲しい。

 

今はまだ「様子をみている状態」でも転職サイトに登録し「どのような仕事先があるのか?」は大手求人サイトで日頃からチェック

 

~公式ホームページ~

 

 

 

私が勤める会社では、現在の営業自粛による給料減少の現状から「副業」が許可されたので「面接・履歴書不要」「1日単位の副業を探す」便利なバイトアプリもご紹介

 

~公式ホームページ~

飲食店のホールスタッフの転職はさらに深刻?

さきほど述べた飲食業界の転職の話は「調理師」がメインである

3~40代の飲食店ホールスタッフの飲食業界の転職は厳しい状況である…と思っていたのだが、実際に転職エージェントサイトdodaを利用してみると、ホールスタッフでもマネジメントが出来れば仕事は多くあった。

わたしが、新型コロナウイルスの影響下で利用してみた新鮮な情報なので、ぜひ目を通して欲しい。

 

ホールスタッフが転職を考えるなら「上場企業」がオススメ

上場企業のホールスタッフは「努力しだいで役職まで狙える」さらに福利厚生も充実・週休二日制など待遇もかなり良い

上場企業は非公開求人であることが多いので、転職サイトに登録し募集をつねにチェックするのをおすすめする。

あなたは将来も飲食業界で生きていきますか?

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新型コロナウイルスの影響とこれからの飲食業界での転職について考えてみた。

私のように40代で調理を20年ほどしてきた者は、これからも調理の世界で「仕事を選ばなければ」生きていけるだろう。なぜかというと、調理技術・知識はすぐに身につくものではなく即戦力だからである。

「即戦力」と偉そうに述べても「仕事を選ばなければ」前提である。どちらかというと、40代で他の業態に転職するのは難しいので「調理師として生きていくしかない」ともいえる。

 

ここで、とくに「若い世代の飲食店従事者のかた」に考えて欲しい

あなたは、将来も「不安定な飲食業界で生きていきますか?」

 

当サイトにおいて、以前から飲食業界の不安定な面についても書いていたが、まさか新型コロナウイルスの形で危機が訪れるとは思いもしなかった。

若い世代のかたは、転職で違う業界も視野に入れてじっくり考えて欲しい

お金はいつでも稼げるが、時間は二度と戻らないのだから

 

転職エージェントについて深く知りたいかたはこちらから

>>転職エージェントと転職サイトの違いって何?求職者と企業にとって効率的な転職をめざして