どうも飲食業界22年、現役料理長です
「飲食業界で働く人は底辺!負け組だ!」ネットでこんな書き込みを見かけます。
確かに「みんなが休んでいる日に働いているとツライ」時もあります…
飲食業界で働く理由は「やりがい」です
飲食業界で働き「やりがい」を感じられないのなら「負け組」かもしれません。
飲食業界以外に転職してみる
スキル・知識を増やすための転職を意識する
どこの職場でも同じとあきらめない
コロナウイルスの影響で飲食業界は、以前よりも厳しい状況になっています
飲食業界が底辺・負け組といわれる理由
飲食業界にブラック企業が多いことが「底辺・負け組」のイメージを植え付けている印象です
少ない休日
盆暮れ正月も出勤
給料は安い
残業代はない、など…
以上のような企業は、未だ数多く存在し「底辺や負け組」といわれても仕方ない気がします。
ハッキリ言って知り合いにオススメできる職業ではありません。
「やりがい」しかない職業だから
最近は働き方改革や人材不足の深刻な状況から、労働環境も改善されていますが給料や待遇で仕事を考えるならオススメしません。
飲食業界の入社理由が「給料目当て」の時点で間違っています
お給料目当てで頑張れる職業ではない
あなたが「何か合わないな…」そう感じたら転職することをオススメします。
では飲食業界は、どのような人にオススメできる職業なのか?
飲食業界は「やりがい」しかない
飲食業界で働く理由は「やりがい」しかありません
飲食業界は「店舗スタッフとお客様の2時間のライブ」といえます。
飲食店スタッフにとって「2時間でお客様を満足させれるか?」のライブ
お会計の際に「ありがとう。ご馳走さま」のお声を頂けるだけで嬉しく、リピーターに繋がるようであればなおさら。
お客様を感動させることに「やりがい」を感じられない人には向かない職業です。
医食同源と調理師
お客様の「リアクション」でいえばお医者さんも同じです。
【医食同源】といわれるように、古くは医師と調理師は似たような存在でした。
「食べもの」は人の体内に入る物であり、調理師は責任重大なお仕事です。
余談ですが「師」のつく仕事…教師・医師・調理師などは「現場でしか学べない仕事」といわれています。
「現場」とはライブ感であり、そこに「やりがい」を感じられないのならツライと思います。
飲食業界の他の「やりがい」は何があるのでしょうか?
飲食業界は「仕事」という感覚が少ない
わたしは飲食業界で働いていますが、あまり「仕事!」と意識した事はありません。
よく使う例えは「体育会系の運動部」で、特に忙しい時は体力勝負
飲食店のキッチンで働き忙しいときは「多くの仕事」を同時進行していきます。
「仕事を組み立てる事が出来ない人」には向かない職業でしょう
(経験を積めば慣れます)
私だけかもしれませんが「仕事を組み立てる作業」に慣れてくるとパズルゲームのような感覚になり、仕事をゲーム感覚で楽しめるのが飲食業界です。
体力勝負の仕事なので、将来の年齢で仕事を続けていけるのか?も考える必要があります。
人生における「底辺・負け組」とは?
普段は「底辺や負け組」について考える事など無いですが、わたしの考える底辺・負け組とは「自分のやりたい事が出来ていない人」だと思います。
この世に存在する仕事に「無駄な仕事」などありません
誇りを持ってやってるのか?
飲食業界の仕事に「やりがい」を感じられないのなら転職をオススメします
人生観は「人それぞれで幸せの形も違います」が
現在が不幸なら「お金を手に入れても」不幸だといわれています。
最も大切なことは「自分の生き方」ではないでしょうか
では、「底辺・負け組」だと感じる人はどのような行動をするべきでしょうか?
あなたの仕事・習慣を改善しましょう
飲食業界で文句を言いながら「やりたく無い仕事」をしてる人ってけっこういます
- 仕事は不満だけど毎日が忙しく思考停止して「年だけ取っていく」
- 上司からの「パワハラ」や人間関係に問題があり出勤するのが苦痛
- ひと月の労働時間が300時間を超えてるけど、残業代が払われない
「やりたくない仕事」を続けるって悲しくないですか?
自分の人生は、自分で切り開くしかなく誰かが救ってくれません
まとめ
飲食業界が「底辺・負け組」と言われる理由について考えてみました。
「あなたの人生は、あなたのもの」
大切な事は「あなたが仕事にやりがいを感じて出来ているか?」
我慢して生きるってツライです
ツライと感じたら転職して「やりがい」を大切にすれば、良い結果を手に出来るのではないでしょうか?
「底辺・負け組・勝ち組」に惑わされず「あなたのやりがい(好きなこと)」を見つけましょう。
最後までお付き合いいただきありがとうございました