飲食業界への新型コロナ第二波の影響について 
Comfreak / Pixabay

 

2020年、7月末。本来なら東京オリンピックが開催されているころ…

まだ梅雨明けしない状況でありますが、夏の暑さと湿度の時期に、新型コロナ第二波が到来しました。

飲食業界23年、現役料理長です。

この記事では、新型コロナ第二波の飲食業界への影響と、これからについて考えてみたいと思います。

スポンサーリンク

吉野家HD最大150店舗閉店へ

 

飲食業界大手企業の吉野家HDが、最大150店舗の閉店を示唆しました

現在は2020年7月末、感染ピークは12月の冬といわれており早めの対応に感じます。

新型コロナウイルスの特性が、少しずつ解明されていることもあり「かんたんに緊急事態宣言は出されないのでは?」といわれています。

先の緊急事態宣言発令の頃の感染者数は「重症者数」であったといわれており、どこを基準に国や地方自治体が判断するのかが問われています。

とはいえ、飲食業界は感染者数の報道の影響をダイレクトに受けます

先ほども述べたように「感染ピークは12月」といわれており、どれほどの飲食店が生き残れるでしょうか。

飲食店が生き残るためには、既存の営業スタイルだけでは厳しい状況です。

新型コロナウイルス第二波に対する新たな試みをご紹介しましょう。

飲食業界の新型コロナ第二波に対する新たな動き

こちらでは、国の新たな飲食業界への支援策と各企業の取り組みをご紹介します。

GoToイート

観光業救済のための支援策GoToの飲食店バージョンです

GoToイートは、テイクアウト・デリバリーにも使用できるので一定の効果がありそうです。

まだテイクアウト・デリバリー業に参入していない店舗・企業はぜひ始めましょう。

 

居酒屋甘太郎が「リモート飲み会専用席」を設置

 

居酒屋大手の甘太郎の新たな営業スタイル

成功・失敗するかは別として、新たなスタイルへの挑戦は絶えず続けるべきでしょう。

 

【飲食業界】新型コロナウイルス第二波でどうなる?

緊急事態宣言の発令とともに、国の雇用保護として出された雇用助成金が9月末までとなっています。

感染ピークが12月といわれているので延長されるかもしれませんが、9月末もしくは8月中に飲食店の多くが「継続か閉店か」を問われそうです。

飲食業界の現在の状況は、非常にストレスがたまり不安な気持ちが強くなります。

わたしも現在利用していますが、転職サイトへの登録は将来の不安を多少解消してくれます。

不安のある方は、早めに登録しておきましょう。

【飲食で転職】新型コロナで将来の不安をなくす方法について

 

20代では違う業界への転職も可能です

今回の新型コロナウイルスで「飲食業界の不安定さ」を痛感したのではないでしょうか。

飲食業界は、新型コロナウイルスの影響がない状況でも「外的要因の影響を受けやすく不安定である」と当サイトでは記事に書いてきました。

将来を見据え、早めの決断をしたいところです。

年収が低い飲食店 20代スタッフは修行という嘘に騙されるな!

 

第二波の影響については随時追記していきます