ほっともっと190店の閉店から考えるこれからの飲食業界
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内食業界大手のほっともっとから190店舗閉店すると発表がありました。

飲食業界22年、現役料理長のコロネです。

今回の大規模な閉店の話は、現在の飲食業界を非常によく表しています。

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ほっともっと閉店の理由は?

Why?
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持ち帰り弁当店「ほっともっと」を展開するプレナスは、全国の直営店190店を2019年9月以降に閉店すると発表しました。

  • 人手不足による人件費高騰で店舗の運営費が上昇していること
  • 不採算店があること

以上を理由にあげています。

個人的な見解では人手不足の要因の他に「内食業界で発展している宅配サービスが関係している」と思います。

プレナスは2019年7月末で「ほっともっと」を全国に2731店運営しています。

このうち直営店は911店舗で、閉店対象は約2割。

プレナスは直営店から、別のオーナーが運営を担うフランチャイズ化を進めていたが、採算がとれない店舗のフランチャイズ化は難しいと判断したようです。

個人的な見解では、店舗数が多く国内で飽和状態を招いた印象です。

この状況は国内の大手飲食店の宿命であると考えます。

国内大手の飲食店は同じように衰退していくのでチェックしてみてください。

ほっともっと閉店店舗一覧

現在、ほっともっとの閉店店舗一覧は公開されていません。

ということは「190店舗という数字」はどこから算出されたのか?疑問に思います。

人手不足・運営費うんぬんというより190店舗閉店しないと企業的にツライのではないか?

そんな疑念も抱いてしまいますね。

公式ホームページのアドレスから閉店店舗について随時発表があると思います。

ほっともっと公式ホームページ

ほっともっと閉店の家庭への影響

Twitterからリアルな意見を集めてみました。

ほっともっと閉店を惜しむ声です

 

フランチャイズ化の強化?店舗オーナーの負担が増えるとの意見も…

 

Twitterの反応を見てみましたが「消費者から名残り惜しい感じは少なく」お弁当業界は苦しい時代なのかもしれません。

よく見られたのは人件費高騰の理由が、

先の「働き方改革と関係している」という指摘。

飲食業界は今まで「ブラックやグレーな企業が多く社員の犠牲で成り立っている部分」がありました。

働き方改革は、ホワイト企業になり業界が良くなりそうですが「今回のような大規模な閉店やリストラの危険性」もあります。

特に上場企業は利益に関してシビアなので注意が必要です。

業態にもよりますが将来が不安な業態企業で働いておられるのなら、転職も視野にいれたほうが良いかもしれません。

飲食業界が人手不足とはいえ「4〜50代の転職は難しい」です。

2〜30代の方々は動けるうちに転職を考えましょう。

ほっともっと閉店から飲食業界の今後を考える

扉が多く並んでいる
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消費税増税の影響は大企業ほど強い

今回のほっともっと閉店が9月以降に始まるのは消費税増税と関係してると推察します。

飲食業界にとって消費税増税はかなりキツイです。

なぜか?

今までワンコインで買えてたお弁当が550円になると

「少し購買意欲が無くなりませんか?」

購買意欲が無くならないように、増税分を結局は「店舗や企業側がかぶる」恐れがあります。

食材費などの仕入れ費は、普通に増税分値上げで請求され、販売する時は値段据え置き。

働き方改革により労働時間はカットなど、

店舗数が多い企業ほどダメージは大きいでしょう。

これから飲食業界大手の「ほっともっと」のような大規模な閉店は続く恐れがあります。

お弁当から宅配サービスの時代へ

一時代を築いたお弁当店舗販売は時代と共に宅配サービスへ移行しています。

お弁当の店舗販売は、人件費の問題と店舗家賃や設備経費の問題もあります。

世の中はインターネットの普及により、店舗を持たず経営するスタイルが主流になります。

ほっともっとも宅配を首都圏では実施していますが、食材の宅配というよりお弁当の配達。

宅配サービスに比べると一人前の価格は高い印象です(調理の人件費がかかってるから)

ほっともっとも本格的に宅配サービス業へ参入していくかもしれませんが、現在の宅配サービスに勝てるでしょうか?

 

まとめ

今回のほっともっとの大規模な閉店から予想されることは

  • ほっともっとのような大規模な閉店はこれから飲食業界で多くなる
  • 働き方改革と消費税増税の影響により大規模な企業は強いダメージを受ける
  • お弁当業態・店舗型飲食店の終焉と宅配サービス定着の予感

以上のように感じました。

飲食業界で働く人はフットワークの軽さが大切な時代になります。

一般家庭においては宅配サービスが定着してくると「宅配サービス業界が発展」して、より良いサービスに期待できそうです。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。