今回は、台風や大雪の予報が出ている日の「飲食店の予約」について解説します。
解説だけではなく、飲食店からのお願いでもあります。
お客様の心情と悩み
- 明日、飲食店に予約してるけど台風がきてる
- 電車が止まると通知も出てる…
- だけど『天気なんて明日にならなきゃわからないじゃん♪』
- 『飲み会やりたいし!』
- 台風(大雪)が接近して電車が止まる予告も出てる…
- 以上のような状況で、飲食店の予約を早めにキャンセルしてもらわないと店舗側は非常に困ります。
個人店なら可能かもしれませんが、中規模(40席)以上の店舗で予約してるなら早めにキャンセルしてあげてください。
台風(大雪)の日は「飲食店の予約を早めにキャンセルしてもらわないと困る」理由をお話しします。
「台風・大雪の日」飲食店従業員の通勤問題
現在は、電車も動いており雨(雪)や風も大したことない…
『全然大丈夫じゃん!』
ところが、営業時間がはじまり、雨風・雪が強まり電車がストップ…とても困ります
団体予約なら幹事さんが、しっかりと冷静に「最悪の事態も見越して早めに判断」しましょう。
多くのお客様は前日にキャンセルしてくれます。
前日には見切りをつけてください
台風・大雪の当日にキャンセルするか決めたいというお客様
飲食店に予約した日が、お客様にとって非常に重要な日である
『できれば開催したいので当日決めさせて!』こんなお客様がいます。お気持ちは理解できますが、当日キャンセルは基本的に認められません。
来店されるなら「従業員の人件費」と「食材も用意」しなければなりません。
食材を用意し人件費も使い、挙句の果てにキャンセル(従業員の帰宅の危険もある)
キャンセル料を請求したら、こう言われます。
『台風(大雪)だから…』
台風・大雪でも『大切な集まりなので開催したい』なら、前日から買い出しを行い「家飲み」を提案します。家飲みは、さきほどお話した「お客様の帰宅時の危険の問題」も解消されるからです。
台風の日に予約されてる幹事様は、自分達のことだけでなく飲食店側のことも考えて頂けると助かります。
多くのお客様は飲食店側のことも考えてくれますが、わずかながら身勝手なお客様もおられる現状です。
「台風・大雪の日」飲食店予約のキャンセル料について
台風・大雪は、天災ですが地震のように急に来るわけではありません。
なので
基本的にお支払いいただきます。
しかも、さきほど述べたように飲食店従業員に天災時に出勤させるリスクも背負わせています。
何かあった時に責任を取るのは「店舗責任者」でしょう。
幹事様はしっかり考えて、早めに行動することをオススメします。
「台風・大雪の日」無責任な経営者・店長では従業員は迷惑する
『今は全然大丈夫だろ!出勤しろ!』とても迷惑な上司です。
無理やり出勤させ、従業員に何かあった時に「全責任を負わなければならない」ことも理解していないようです。
天災の予報が出ている日は、売り上げ見込みも少ないでしょう。「今は大丈夫」のような考え方では、経営も上手くいってないのではないでしょうか?
経営や天候も今の状況を見ていてはダメ。
経営者や店長などは「経営において先読みできる才覚」「全責任を負う責任感」が必須です
従業員を大切にしない企業はダメです。転職しましょう。
台風・大雪の日に国や地方自治体から「不用な外出は控えるよう」通知が出てる時
国や地方自治体から台風・大雪についてのコメントが出てるってことは「かなり危険」だということ
台風・大雪は、実際に近くまで来てみないとわかりません。しかしながら、何らかの被害が出てからでは遅いのです。
国や地方自治体からの「不要不急の外出を控える」コメントがあるときは、すみやかに予定をキャンセルして外出しないようにしましょう。
天災による被害を受けた事がない人は「自然の怖さ」を知りません。
経営者・店舗責任者・お客様でも、天災の怖さを知らない人ほど用心してください。
まとめ
台風の接近(大雪)による「飲食店の予約をキャンセルする目安」をお教えします。
次の通知があれば予約キャンセル
- 電車が止まると通知がある
- 国から不要な外出は控える通知がある
- 大手百貨店が閉店したor閉店告知がある
- 以上のような通知があった場合、飲食店も営業しない可能性が高いです(個人店は除く)
大手百貨店や電車会社は「帰りのお客様のことや多くの従業員の心配」もしています。
電車が止まる告知があり、「大手百貨店が閉店したら飲食店も閉店する基準」にしています。
1つの目安として覚えていて下さい。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
台風・大雪は1〜2日我慢すればいいだけなので、お家でゆっくり過ごすのが安全です。