『飲食店で働く旦那さんと離婚したい…』離婚した方がいい理由
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今回は、「飲食業界で働く旦那様への不満から、離婚へ及ぶまでの過程」について一緒に考察しましょう。

まず、知っておいてほしいのは、飲食店スタッフの「離婚率は高い」ということです

なので、『わたしの努力や我慢が足りないのかしら…』とご自分を責めないで大丈夫です。

旦那様に対する不満

  • 一緒に過ごす時間が全然ない…
  • お酒を飲みに行き夜中も帰って来ない
  • 休日が週1日ってホントなの?
  • お金の管理がだらしない…
  • 浮気・不倫してた…
  • 急にキレて怖い・暴力を振るわれた
  • とにかく価値観があわない!
  • 結婚して「あわないな」そう感じたら離婚を考えたくなりますよね?

飲食店に勤める旦那さんの性格が、急に変わる可能性は「かなり低い」です

結論からいうと「法律違反をしてる(軽微なものでも)」「お金にだらしない」この2点に該当してると黄色信号、離婚を考えたほうがいいかもしれません。

*法律違反は暴行・横領・恐喝・飲酒運転・パワハラ・セクハラなど、不法行為の「不倫」も含む

 

飲食業界で働く人の「離婚が多くなる理由」の背景には、どのようなものがあるのでしょうか?

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飲食業で働く人の「性格や気質」が離婚の理由

飲食店で働く人はドロップアウトした人が多い

ブラック業界で有名な「飲食業界」、そこで働く人って「世間一般的な普通の人」は少ないです。

*世間一般的な普通の人…大学まで進学してしっかり就職活動をしてきた人。一方で、大手飲食企業の新卒採用は「大卒以上」と条件がある場合もある(幹部候補として育成するため、素行の悪い人を除外する目的)

何かしらに挫折して、飲食店で働いている

そんな印象が強いです。

もちろん最初から飲食業界を目指して「目標をしっかり立て進学して仕事されてる方」もいます。そのような人は、計画性や行動力もあるので離婚の問題は無さそうです。

 

芸能界を夢見て「20代で飲食店アルバイト勤務」こんな人も多く見てきました。夢に挫折して「25~30歳から初めれる仕事」って選択肢が少ないです。

なので、長年アルバイト勤めしてきた飲食店に就職するケースがあります。

ドロップアウトの種類は他にもあります

  • 「違う業界で就職したけど続かず辞めた人」「就職活動したけど、飲食業界以外で内定をもらえなかった人」
  • 飲食業界はブラックなイメージがありますが、仕事自体は「やりがい」を感じることができ楽しいです。また、飲食業界の慢性的な「人手不足」が理由で、社員雇用のハードルは他業種より低いのではないでしょうか。

以上のようなことから、飲食業界で働く人はドロップアウトした人が多くなっています。

ドロップアウトした理由

  • 芸能活動に挫折した
  • 飲食業界以外の業種で挫折した
  • 就職活動で挫折した
  • 進学に挫折した

ドロップアウトした人の性格・気質と「離婚に及ぼす影響」を考察すると…

  • 将来の見通しが甘い
  • 目的を達成するための努力・我慢ができない
  • 妥協するクセがある
  • 『今が楽しければ良い』という意識が強い
  • 低収入・収入が不安定になりがち

以上のような背景が見えてきます。

飲食店の仕事は「副教科系が得意な人」に向いている

ブラック職種で有名な飲食業界ですが、学生時代に副教科系が得意であった人にマッチする印象です。

飲食業と副教科の関係
体育→体力系の仕事(長い労働時間)
美術→美的な感性(料理の盛り付け)
技術→調理技術
家庭科→調理実習が楽しかった
副教科系が得意な人は、「五教科があまり得意ではない」印象を受けます。

わたし自身『デスクワークは学生時代から無理。普通のサラリーマンは嫌だ!』そう思っていました。なので、現在の飲食業界は天職かもしれません。

調理師の性格的な問題について

料理は「論理的な思考」で作られます。

例えば

  • 塩を加える→塩っからくなる
  • 砂糖を加える→甘くなる
  • 酢を加える→酸っぱくなる
  • 以上のように「行動と結果」が必ず結びつきます。

行動(調理)と結果(料理の仕上がり)を頭の中で組み立てて料理を作っていきます。

調理師の職業的な特徴として、論理的思考の他に「自分の思考に自信がないと務まらない仕事である」というのもあります。

「自分が美味しいと思う料理を提供する」

これが料理を作るうえで最低ラインのマナーだからです。

毎日「論理的思考」と「料理に対するプライド」を持ち続けていると、調理師は「頑固さと自分勝手さ」も身につくことがあります。

このような考え方や振る舞いを、私生活に持ち込まれたら迷惑ではないでしょうか?

調理師の方に悪気はないのですが、私生活にも持ち込みがち…

職業には適した性格なのですが、一般的な暮らしには不向きな気質といえます

飲食業界の「ホールスタッフの離婚率は低く」、調理師の離婚率が高い印象です。

仕事で論理的に考えることが多いと、私生活でストレスを発散したくなります

次に、飲食店スタッフのストレス発散方法をみてみましょう。ストレス発散方法も離婚率の高さと関係しています。

飲食店スタッフのストレス発散方法「飲む・打つ・買う」を好む

飲食業界で長く働いていると、平日に休みが多いことが理由で「少人数や1人で遊べること」を好むようになります。

仕事柄、お酒を飲むことも多くなります。

飲食店で働く上で「お酒の知識を増やすこと」は大切ですが、お酒の席に綺麗な女性がいるようであれば話は変わってきます。

最初から「女性を目当てに飲みの場を好む人も多い」です。

また、飲食店スタッフはギャンブルが好きな方も多いです。

ギャンブルは「日々のストレスが強い人ほどハマりやすい」特徴があり、飲食業界の仕事内容と関係しています。

ギャンブルで勝つことにより、疲れた身体や心をドーパミンが癒してくれるのが原因です。しかしながら、ギャンブルは胴元(主催者)が必ず勝つシステム

飲食店の仕事をして「少ない給料でギャンブルにハマる」と人生が上向いていく確率は低いでしょう。

ギャンブル・女性関係・飲み代などで、お金にだらしない旦那さんには注意

飲食店で働く旦那様をもつ「奥様の悩み」

飲食業界で働く人の気質・性格とは別に「奥様の悩み」として

  • 給料が少ない
  • 労働時間が長くて不規則
  • 休みが少ない
  • 以上のことが考えられます。

「給料が少ない」点に関しては「店長・料理長」など役職を任せられると改善できます。

または、他の企業で今よりも「高給料」が貰えるなら「転職する」というのも1つの方法でしょう。

飲食店で働く旦那様の「奥様の悩み」として深刻なのは「労働時間が長い・休日が少ない」ことが原因となって起こる「生活のすれ違い」です。

『朝から深夜まで仕事…帰宅しても疲れてて、すぐに寝てしまう』のような毎日が続くと、いつの日か「夫婦の仲がドライ」になっていきます。

そして、こうなります…

飲食店で働く旦那が「浮気しやすい」理由

生活の「時間のすれ違い」が原因となり「夫婦の仲」がドライになっていきます。

そして、奥様のイライラが爆発して『給料が少ない・もっと家庭の仕事をしてほしい・子供の面倒をもっとみて」など言ってしまいます。

何かしらの小言を奥様から言われてる状況で、他の「優しい女性」が現れると高確率で旦那さんは浮気します。

飲食店勤めの男性が浮気しやすい理由

  • 女性と出会いやすい職場環境
  • 浮気しても「ばれにくい」労働環境
  • 基本的にモテル人が多い

女性と出会いやすい職場環境

一般的なお仕事で「30代の既婚者男性」と「20代の女子大学生」が「出会う・仲良くなる」確率はかなり低いです。

ところが、飲食店の職場では「あたりまえ」のようにあるシチュエーションです。

アルバイトとして「20代の女子大学生」はたくさん働いてるからです。

また、ホールスタッフは「お客様」として色々な年代の女性が来店され、「出会いが多い」ことも原因です。

飲食業界の職場は、「従業員・部下・お客様」など、何かと出会いがあります

浮気しても「ばれにくい」労働環境

飲食店の仕事は「出会いの多さ」だけでなく、浮気しても「ばれにくい」労働環境でもあります。

飲食店で働くと「送別会・歓迎会」などと称して「飲み会」が多く開催されます。さらに、飲食店の飲み会は「営業時間外」ということもあり「深夜に開催」されることが一般的です。

ハッキリ言って「深夜に何してるか」わかりません

飲食店スタッフの「飲み会」は「浮気してもばれにくい」といえます。

さらに、「休日が少ない」ことを理由に『休日出勤だ!』とウソをつき、デートしてることも…

飲食店で働いていると「奥様から店舗に電話がある」のは飲食店あるあるです。

基本的に「モテル」人が多い

飲食店で働くスタッフは「イケメン」であることが多いです。

先ほどご紹介したように、飲食店スタッフには芸能界を目指していた人が多いことが関係しているのではないでしょうか。

また、ホール接客・料理を作るなどの「仕事の適性」として、「人を思いやる気持ち・優しさ」が関係しており、飲食店スタッフの「モテル」理由になっている印象です。

浮気や不倫について詳しくはこちらもご覧ください

飲食店勤務の彼氏と付き合う?結婚?心得ておくべきこと

飲食店を経営している夫婦の離婚原因

飲食店経営を夫婦で行っている場合に「離婚する」話は珍しいです。

なぜなら「飲食店経営(利益を上げる)」という共通の目的があり「運命共同体」だからです。

しかしながら、離婚してしまう例もあります。

飲食店を経営する夫婦の離婚原因
仕事もプライベートも一緒にいるので息が詰まる
経営するお店の売上が悪く意見の対立が増える
将来の見通しが立たない
子供の問題

長い時間「一緒にいる」と危険

飲食店経営を夫婦で行うと「仕事時間」「プライベートの時間」ともに「ずっと一緒」になります。

長い時間を一緒に過ごすと「仕事のこと」「プライベートのこと」などが原因で「ケンカになる原因が2倍」になります。

ある程度「店舗のスタイル・利益構造」が確立できたら、どちらかが「仕事量を減らす(現場から抜ける)」ことをオススメします。

売上が低い・将来の見通しが立たない

店舗の売上が良く、経営が上手くいっていれば良いのですが「売上が低い・将来の見通しが立たない」となると「夫婦のケンカ」が増える原因になります。

本来なら「売上が低い・将来の見通しが立たない」時こそ「夫婦のチカラが必要なとき」なのですが…

飲食業界で働いた経験があれば理解できるでしょうが、夫婦でなくても「キッチン(調理師)とホールは対立する」傾向にあります。

売上が悪くなると「互いに悪口を言い合う」店舗も経験しました。互いに悪口を言っていても何も改善されないのですが…

売上が悪くなってきた場合の「言動や振る舞い」は注意が必要です。

子供の問題

飲食店経営を夫婦で行う場合「妊娠・出産」に関してもめることがあるようです。

夫婦2人で経営してる場合「新たにスタッフを雇用する」必要があるからです。店舗の「経営状況と妊娠・出産」のタイミングは関係しているようです。

奥様は『子供がほしい』、旦那様は『今は売上をアップさせるときだ。子供は経営が安定してから』といったように意見が対立してしまい、実際に離婚された夫婦のお話も聞きました。

飲食業の労働環境が離婚に影響する理由

「週休完全2日制」「有給消化が義務付けられている」「ひと月の労働時間は176時間でそれ以上の労働は残業代が支払われる」といったホワイト企業なら、労働環境を理由とした離婚する可能性は低いでしょう。

問題なのは、未だにはびこるブラック企業です。

ブラック企業の飲食店は労働時間が長い

ブラック企業の飲食店は「労働時間が長く」結婚した後も意識しないと、夫婦が共に過ごす時間が少なくなり「すれ違いの日々」になります。

例えば

  • 旦那様は「お昼14時から出勤、帰宅が深夜24時過ぎ」
  • 奥様が「朝9時から出勤、帰宅が18時」
  • 以上のような感じなら、ほとんど一緒に過ごす時間はありません

結婚前に同棲していれば気づくのですが、恋愛中に彼と休日の日だけ遊ぶスタイルでは気づきにくい点です。

飲食店は平日の休みが多い

わたしが「飲食店で働いて繁忙期の週末に休みがとれた」のは、ホワイト上場企業で働いた時のみです。

ブラック企業の飲食店では、週末に休めないです

子供さんのイベントは週末にあり、参加できないことも多いのではないでしょうか。

  • 「長い労働時間」と「休日は平日がメイン」
  • 子供さんのイベントにも参加しない
  • 旦那様に対して不満が増えるかもしれません…

ブラック飲食店スタッフは給料が安い

ブラック飲食店スタッフは「長い労働時間に対して給料が安い」です。

「残業代未払い」「ボーナスもない」企業が多く、「昇給することも少ない…」、ブラック飲食店スタッフが出世コースから外れた時は悲惨です。

奥様が仕事しており「給料額が奥様より少ないと」家庭がギクシャクすることもあるようです。

離婚しても奥様の生活は成り立ちますから…

飲食店の仕事内容はつらい

飲食店のつらい仕事内容

  • 長い労働時間や少ない休日で「体力的苦痛」
  • 厳しい上司やお客様への気づかい・安い給料で「精神的苦痛」
  • 仕事内容の過酷さから体力的・精神的に疲弊して、胃潰瘍や精神疾患・うつ病になる飲食店スタッフは多いです。

他の業種と大きく異なるのは、「お客様の今を楽しませる」というプレッシャーの大きさではないでしょうか。ホワイト企業なら、人員配置が充分・無駄な動きがない仕事内容の設定など、しっかりと準備されているのですが、ブラック企業では「ワンオペ」が採用されており社会問題にもなりました。

 

冷え切った家庭の原因が「飲食業界の仕事」であるなら、転職するだけで改善できるかもしれません

まとめ

今回は、「飲食店で働く旦那様と離婚にいたる原因」について解説しました。

結婚する前に「飲食店で働くひとの気質やタイプ」「飲食店で働く人の日常の流れ」「飲食業界の特徴」を、奥様が理解できてないと結婚生活はうまくいかないかもしれません。

飲食店で働く旦那様の「性格や気質が合わない」場合、残念ながら離婚するしかないように思います。

ただ、離婚を考える理由が「旦那様の仕事や職場環境である」場合は、2人で一緒に考えるべきでしょう。

実際に、結婚やお子様が産まれた時を機に、飲食業界から他の業種へ転職される方がいます

例えば、旦那様が調理師の場合、1度違う業種へ転職しても定年後に夫婦2人で飲食店を開業することができます。

長年のキャリアを捨てるのではなく、少し休憩して違う業種で働いてみて、飲食業界を外側から見てみることで得ることもあるでしょう。

仕事に家庭が潰されないように願います。