
- 一緒に過ごす時間が全然ない…
- お酒を飲みに行き夜中も帰って来ない
- 休日が週1日ってホントなの?
- お金の管理がだらしない…
- 不倫してた…
- とにかく価値観があわない!
飲食店スタッフの離婚率の高さは有名です
結婚して「あわないな」そう感じたら離婚を考えたくなりますよね?
飲食店に勤める旦那さんの性格が変わる可能性は、かなり低いです
結論をいうと「法律違反をしてる(軽微なものでも)」「お金にだらしない」この2点に該当してると黄色信号、離婚を考えたほうがいいかもしれません。
*不法行為の「不倫」も含みます
飲食業界22年、現役料理長です。
今回は飲食業界で働く人が「なぜ離婚が多くなるのか?」をご説明します
コンテンツ
飲食業で働く人の「性格や気質」が離婚の理由

rawpixel / Pixabay
飲食店で働く人はドロップアウトした人が多い
ブラック業界で有名な「飲食業界」
そこで働く人って「世間一般的な普通の人」は少ないです
何かしら夢をあきらめて飲食店で働いてる
そんな印象
もちろん最初から飲食業界を目指して、目標をしっかり立て仕事されてる方もいます。そのような人は、計画性や行動力もあるので離婚の問題は無さそうです。
わたし自身、恥ずかしながら25歳までアルバイト勤務…ミュージシャンを目指していたからです。
ミュージシャンの夢をあきらめ「25歳から出来る仕事」って選択肢が少ないです。
ドロップアウトの種類は他にもあります
- 1度違う業界で就職したけど続かず辞めた人
- 大学まで進学し飲食業を選んだ人など
飲食業界ってブラックなイメージがありますが、仕事自体は「やりがい」があり楽しいのです
わたし自身「料理を作ることを仕事!」と感じることは少なく、趣味の延長線上のような感じです。
飲食店の仕事は副教科系が得意な人に向いている
ブラック職種で有名な飲食業界は、学生時代に副教科系が得意であった人にマッチする印象です。
美術→美的な感性(料理の盛り付け)
技術→調理技術
家庭科→調理実習が楽しかった
音楽はあまり関係ないですが、私がミュージシャンを目指していたように「芸能界を目指していたが」あきらめて飲食業界で働いてる方は多いです。
副教科系が得意なのは「進学や一般企業に入社する要素の科目があまり好きではない」印象
わたし自身「デスクワークは学生時代から無理。普通のサラリーマンは嫌だ!」そう思っていました。なので、現在の飲食業界は天職かもしれません。
調理師の性格的な問題について
料理は「論理的な思考」で作られます
例えば
- 塩を加える→塩っからくなる
- 砂糖を加える→甘くなる
- 酢を加える→酸っぱくなる
など「行動と結果」が必ず結びつきます。
行動(調理)と結果(料理の仕上がり)を頭の中で組み立てて料理を作る
論理的思考の他に「自分の思考に自信がないと務まらない仕事である」というのもあります。
「自分が美味しいと思う料理を提供する」
これが料理を作るうえで最低ラインの姿勢だからです。
毎日「論理的思考」と「料理に対するプライド」を持ち続けていると、調理師は「頑固さと自分勝手さ」も身につくことがあります。
この様な考え方を私生活に持ち込まれたら迷惑ですよね?
調理師の方に悪気はないのですが、私生活にも持ち込みがち…
職業には適した性格なのですが、一般的な暮らしには不向きな気質といえます。
飲食業界でも「ホールスタッフの離婚率は低く」調理師は少しクセがある印象です。
*補足として、仕事で論理的に考えることが多いと私生活で、それを発散したくなります
次にストレスの発散方法をみてみましょう。
飲食店で働く人は「飲む・打つ・買う」を好む
飲食業界で長く働いていると、平日しか休みが無いこともあり「少人数や1人で遊べること」を好むようになります。
仕事柄、お酒を飲むことも多くなります。
飲食店で働く上で「お酒の知識を増やすこと」は大切ですが、お酒の場に女性がいるようであれば話は変わってきます。
最初から「女性を目当てに飲みの場を好む人も多い」
飲食店スタッフはギャンブル好きな方も多い
ギャンブルは「日々のストレスが強い人ほどハマりやすい」特徴があり、飲食業界の仕事内容と関係しています。
疲れた身体や精神をギャンブルで勝つことにより、ドーパミンが出て癒してくれるのが原因です。しかしながら、ギャンブルは胴元(主催者)が必ず勝つシステム
飲食店の仕事をして「少ない給料でギャンブルにハマる」と人生が上向いていく確率は低いでしょう。
ポイントギャンブル・女性関係・飲み代などで、お金にだらしない旦那さんには注意!
飲食業の労働環境が離婚に影響する理由

Free-Photos / Pixabay
飲食店は労働時間が長い
飲食店は「労働時間が長く」結婚した後も意識しないと、夫婦が共に過ごす時間が少なくなり「すれ違いの日々」になります。
例えば
- 旦那さんはお昼14時から出勤、帰宅が深夜24時過ぎ…
- あなたが朝9時から出勤、帰宅が18時
以上のような感じなら、ほとんど一緒に過ごす時間はありません
結婚前に同棲してたら気づくのですが、恋愛中に彼が休日の日だけ遊ぶスタイルでは気づきにくい点です。
飲食店スタッフと結婚を考えるなら「ある程度の覚悟」が必要といえます
飲食店は平日休みがほとんど
わたしが「飲食店繁忙期の週末に休みがとれた」のは上場企業で働いた時のみです。
一般的な飲食店で週末休みはとれません
子供さんのイベントは週末に多く、参加できないことも多いのではないでしょうか。
- 長い労働時間と「休日は平日」がメイン
- 子供さんのイベントにも参加しない
旦那様に対して不満が増えるかもしれません…
飲食店スタッフは給料が安い
飲食店スタッフは「長い労働時間の割には給料が安い」です
ボーナスもない企業が多く昇給することも少ない…飲食店スタッフが出世コースから外れた時は悲惨
奥様が仕事しており「給料額が奥様より少ないと」家庭がギクシャクすることもあるようです。
離婚しても奥様の生活が成り立ちますから…
飲食店の仕事内容はきつい
きつい仕事内容
- 長い労働時間や少ない休日で「体力的苦痛」
- 厳しい上司やお客様への気づかい・安い給料で「精神的苦痛」
「仕事内容の過酷さ」から体力的・精神的にも疲弊し、家庭に帰宅しても「ずっとしんどそう」ではないでしょうか?
冷え切った家庭の原因が「飲食業界の仕事」なら、転職するだけで改善するかもしれません
離婚したい原因が「仕事内容」なら、転職すれば回避できます
まとめ
「飲食店で働く旦那様と離婚にいたる原因」について、ご説明しました
結婚する前に「飲食店で働くひとの気質やタイプ」「飲食店で働く人の日常の流れ」を、奥様が理解できてないと結婚生活はうまくいかないかもしれません。
仕事と人の気質の関係上、旦那様の性格が急に変わる確率は、かなり低いです
旦那様の気質や仕事を理解して、結婚されなかった場合は離婚したくなるかもしれません
*実際に飲食業界の離婚率は高いです
しかしながら、今までの情や子供さんの有無で、なかなか離婚まで踏み出せない…そんな時に基準としたいのが、冒頭でも述べたように「法律違反している(軽微なものでも)」「お金にだらしない」の2つ
飲酒運転(少しでも)
会社で横領(少しでも)
不倫について
不倫は犯罪ではなく「不法行為」なので罰則規定はありません。
しかしながら、損害賠償の対象になります。
不倫は犯罪ではありませんが、民法上は「不法行為」です
飲酒運転について
飲酒運転は危険性が問われるようになり、最近では罰則が非常に重くなりました。
以前は罰則が軽く「未だに飲酒運転している」人もみかけます。そのような意識は「人の本質的な部分」でもあります。
ポイント軽微であろうがなかろうが「法律違反している」場合は注意
横領について
飲食業界の横領は多いです。
それが家庭のためであっても良い印象はありません。
なぜなら「いつか必ずばれる」また、ばれなくても長期的にみて横領してる人の人生は良くなりません。
大した努力もせず「実力以上のお金を手にしている」からです
横領が発覚もしくは業績不振による転職の時、大した努力をしてこなかった彼に実力はありません
「年齢を重ねた実力が無いひと」に仕事なんてない
以上が離婚を推奨する理由です。
離婚を考える理由が「仕事」なら家族のために転職してもらう
「犯罪やお金にだらしない」ことが原因でないなら
結婚生活を続けていくには「旦那様が転職して飲食業界以外で働く」しか方法は無いでしょう
*実際に結婚して、子供さんが生まれると飲食業界以外へ転職されるかたは多くいます
「犯罪やお金にだらしないことが原因」なら離婚したほうがいいかも…
飲食店スタッフの離婚率は高いです
思い出は綺麗なものですが、それ以上に「これからの人生」の方がはるかに大切です