どうも飲食歴22年現役料理長のコロネです。
飲食店でのアルバイトはきついですか?
店舗によって様々で楽なお店もあります。
今回は楽なお店の探しかたを書きたいと思います。
飲食店のバイトがきついお店とは?
これを考えて逆のお店が楽なお店ということになります。
大型店舗
大型店舗とは客席が100以上ある店舗です。
その理由を説明していきます。
店が広い
飲食店のホール業務のかたは、料理やドリンクを運んだりお客様の注文をとったりと動き回る必要があります。
キッチンに関しても、その広さのお客様に対応しようとする場合、相応の広さのキッチンが必要になります。
小型の店舗より動き回らなけれればならないのは確実です。
楽を目指すのなら小型店舗がオススメです。
スタッフが多い
先程の店舗の広さに比例して店舗スタッフの数も多くなります。
店舗スタッフの数が増えると、ある特定の人とは意思疎通がうまくいかない、自分と比べて明らかに動きが悪いなどの人間関係の問題が生じやすくなります。
その人数を統率する店舗責任者は厳しいかたが多いです。
厳しくないと大人数を束ねていけませんからね。そのとばっちりを受ける可能性もあります。
スタッフの人数が多いと出会いも沢山あり恋愛に発展するケースもあるので、その点に興味があるかたは狙ってみてもいいでしょう。
店舗のスタッフ同士の交友も期待できるので、地方から都会に来られたかたで人脈を広げたいかたにもオススメです。
ただ、きついのは覚悟しましょう。
スタッフの人数の数は店舗の広さに比例してますので、人間関係を円滑に済ましたいのなら小型店舗をオススメします。
上場企業
わたしは以前、上場企業でも働いていました。
上場企業とは、わかりやすく言うと全国に展開している名の知れた企業のことです。
上場企業のシフト管理は非常にシビアです。
なので、忙しい時間の2〜3時間だけの出勤や暇な場合は休憩に行かされます。
働いてる時は常に忙しいと考えていいです。
暇でボーとしてるのが嫌いな人には向いています。しんどいですが…
上場企業の魅力は条件を満たせばアルバイトでも有給休暇や保険の加入など福利厚生がしっかりしてる点です。
フリーターのかたは上場企業の方がいいかもしれません。
学生さんの場合は、その条件を満たさないシフトを組まれる可能性が高いです。
楽を目指すなら上場企業以外と考えてもいいかもしれません。
余談ですが、上場企業の大型店舗が閉店していってるのは人材不足が最たる理由です。
店舗責任者にアルバイト経験がない
これは入社してみないとわからない事柄です。
店舗責任者が飲食系の専門学校を卒業し、大手企業やホテルなどに就職してアルバイト経験がない人です。
アルバイト側の人の気持ちが理解できないからです。
自分がきつい環境で働いてきたので、それが当然だと考えています。迷惑です。
特にアルバイト(学生、パートなど)と社員の線引きはして欲しいところです。
わたしは、18〜25歳までアルバイト勤務でした。
なのでアルバイトのシフト希望、体調不良、勤務時の気持ちなど理解出来ることが多いです。
この記事を書けてるのもそんな経験からかもしれません。
まかないが有料
大型店舗や店舗運営にシビアな企業は、まかないが有料のケースがあります。
まかないが無料というのは地方から出てこられた学生さん、フリーターのかたにとっては非常に助かります。
一食分で自炊した際500円として、月に15日ほど出勤すると考えると7500円の価値があります。
これが無料です。
シビアな店舗は一食300円ほど取られます。
一食300円で15日出勤で4500円払うことになり、無料の店舗との差は1万2千円にもなります。
もし飲食店でアルバイトをお探しなら、まかない無料の店舗をオススメします。
特に個人店はまかないも美味しい可能性が高いです。
仕事はきつい、まかないは有料なんてやってられませんからね。
まとめ
以上の事柄より、飲食店でアルバイトするなら小型店舗でまかないが無料のお店がオススメという結論になりました。
飲食店はきついイメージがあるかもですが楽で楽しい店舗も沢山あります。
特にフリーターでないかたは自分にあう良い店舗に巡りあうまで転職してもいいでしょう。
飲食業界は慢性的な人材不足です。求人の数には困らないでしょう。
今回は楽な店舗についてを書きましたが、忙しくきつい店舗は学べることが多いです。
ご自身の性格にもよりますが、お好きな環境を選び楽過ぎて物足りないと感じたら掛け持ちしてもいいと思います。
飲食店のアルバイトは社会経験として学べることが多いので、よければこちらもご覧下さい。
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