飲食業界23年、現役料理長です。
- 飲食店関連で独立したい!
- 現在、飲食店と提携してる事業を拡張したい!
そんなあなたに、オススメの「飲食店関連で儲かる商売」についてのお話です。
飲食店関連で安定した仕事をご紹介します。
飲食店関連で、これから伸びる可能性がある仕事は
- 厨房機器のリサイクル業
- 機材修理業
- 人材派遣会社
- WEB予約サイト系
- 不動産業
以上について順に解説します。
飲食「厨房機器のリサイクル業」は儲かる
中古厨房機器の販売です。
有名なのはテンポスでしょうか?
飲食業界は、過当競争で開業後1年で閉店も珍しくありません。
その際に、新品の厨房機器やお皿・客席のテーブル・イスなどを購入し使用していた場合ほとんど新品です。
状態により買い取り価格は様々でしょうが高値で売れます。
*コロナの影響で閉店する店舗が増え、在庫余りになっているようです
飲食店を出店する時は中古機器も選択肢にいれる
独立して店舗立ち上げの時、一度中古厨房機器のお店に行く事をオススメします。
お皿・シルバー類などは、新品で購入すると意外と費用がかかります。
お店にとって重要な機材、例えば冷蔵庫や冷凍庫・台下オーブンガスコンロ・コンベクションなどは新品で検討したほうが良いでしょう。
「飲食店の閉店率の高さ」から、中古厨房機器のお店は儲かる商売と言えるでしょう。
出店するさいは利用しましょう。
飲食店関連の機材修理業は儲かる
飲食店を長い年月営業してると、必ずどこかしらが故障します。
フライヤーの故障
クーラーの設置
トイレの改修の4点で、20万円程かかっています。
現在の店舗は、営業年数も長く故障箇所が多いです。
一つの店舗で20万円の修繕費
「繁華街にどれだけの飲食店があるでしょうか?」
この分野で【特化した大企業】は未だありません。チャンスな分野だと考えます。
飲食業界の大企業は、専属の契約してる修理業者があるようですが「個人店や中小の企業」は昔からの付き合いの業者や縁故による業者選択になっています。
なあなあの関係なので、即日対応してくれない事もあり意外と店舗は困っています。
電気・ガス・水道の各分野のエキスパートで「即日対応修理の業者」は喜ばれるでしょう。
修理は各メーカーに任せるとして、飲食店とメーカーの間を繋ぐ「24時間対応の代理店」でもいいかもしれません。
その際に価格も手ごろなら尚更で、修理業界で成長が見込めるでしょう。
オススメの分野です。
こちらが修繕業者に「お仕事を案内してくれるサービス」です。
飲食店「人材派遣会社」の需要は増す
現在も多数の人材派遣会社がありますが、わたしが以前より考えてるのは、飲食店を経営してる企業が人材派遣会社を自社内に作る制度です。
「アルバイトスタッフの派遣」で考えていますが仕事レベルでランクわけして時給の差も設けます。
登録制度で自社の店舗に派遣します。
*大手企業は、一店舗で人材を雇用するのではなくヘルプと称して繁忙店に派遣しています
外注の派遣会社は、もちろん割高
その事を考えれば、自社の中に子会社として運営するのも面白いと思います。
これからは「何でも自社内で解決できる時代」が来るのではないでしょうか。
飲食店「WEB予約サイト系」からの脱却
飲食店で、WEB予約サイトを使っていない店舗の方が珍しいのではないでしょうか?
その際の使用料は「月10〜30万円位」で固定費が高いです
1店舗ほどの個人店なら、自分でサイトを作ることがオススメ
個人店など、ご自分でWEBサイトを作る方法はこちらもご覧ください。
WEB予約サイトも自社で作り、twitterやInstagram・FacebookなどのSNSで拡散集客する時代が来ると考えます。
SNSがますます進化し、店舗とお客様の障壁がなくなっていきます。
お客様がお気に入りの店舗をフォローし、SNS上で予約する時代が近づいています。
飲食店関連の「ITエンジニア」は儲かる
企業は、WEB作成に対して外注したり、会社内に部署を設けたりしています。
現在どのような企業でも、ホームページやSNSによるWEB戦略は必須
これからも、需要が安定し必要とされるお仕事はITエンジニアだと感じます。
飲食店スタッフから転職を考えるなら、IT関連がオススメです。
飲食店向け「不動産業」は儲かる
飲食店で開業するさいに「保証金」が必要です。
契約の段階で、借りる人の様子を見て保証金を上げてくる大家さん・代理店があります。
保証金は本来、家賃の未払いなどの補填・夜逃げなどの保証のために支払い、賃貸契約解除時にいくらか戻ってきます。
しかしながら、1年間で閉店になった場合などは、契約によっては没収契約もあります。
1年間で閉店して没収は、大家側にとって美味しいです。
わたしの不動産関係での提案は、店舗のシェアによる24時間営業
実際に「昼は定食屋・カフェ、夜はバー営業」のような形態があります。
立地によりますが、ランチや深夜帯が勿体ない店舗を見かけます。
その時間帯をシェアして家賃を割れば、皆さんにとってお得です。
なかなか難しいでしょうが、企業がシステムを作れれば素晴らしいシステムではないでしょうか?
特に好立地の店舗を遊ばせてるのは勿体ない
このシステムも未だメジャーではありませんが、やり始めてる人はいます。
オススメです
今回は、飲食業界に関連する儲かる商売について書いてみました。
実現するかはわかりませんが、伸び目のある分野だと思います。
飲食業界が過当競争だからこそ、その周りはチャンスな分野になるのです。
御一考ください。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。