儲かる飲食店にするには?シンプルに考えよう
niekverlaan / Pixabay

 

どうも飲食業界22年、

現役料理長のコロネです。

今回は【儲かる飲食店にするには?】についてのお話しです。

飲食店で結果を出せない多くの人は考え過ぎのように思います。

飲食店で繁盛させたいのなら【お客様が喜ぶお店にすれば良い】だけです。

お客様が喜ぶ事とは?

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繫盛店は料理の提供・サービスが早い

現代はスマホの普及により、みなさんの中で待たされる事が強いストレス】になっている気がします。

わたし自身もそう思います。

 

例えば、スーパーやコンビニのレジで待たされる時…もっと効率化できないものかのイライラします。

皆さまはどうでしょうか?

 

待たされることを飲食店に置き換えれば、

  • 料理の提供時間
  • ホールスタッフを呼んで早く来るか
  • ファーストドリンクはすぐ来るか

ではないでしょうか。

スピードはとても大切な要素です。

 

繫盛店は料理やドリンクなどの 平均単価が安い

飲食業界のみならず、スーパーや小売店なども【安さ】は好まれるところでしょう。

しかしながら、飲食店の安売りは気をつけてください。

以前の【ファーストフード安売り戦争】で各企業様は失敗だったと言われています。

わたしも同意です。

 

なぜなら【安売りは誰でもできる】からです。

安くするだけです。

【安売り】や【誰でも出来ること】は経営ではありません。

 

【安さを売りにする】のは経営だと思います。

その違いは何でしょうか?

 

繫盛店はコストパフォーマンスが高い

【とにかく安売り!】という考えかたは現在しか見ておらず長期的な視点が必要になります。

最近の安売りの悪い例は、

  • 幹事様無料
  • 〇〇名予約で〇〇名無料
  • 街コン
  • チケットサイト

こんな感じでしょうか。

わたしはこの手の商売に良い印象はありません。

短期目線の売り上げを追いかけ将来性が無いからです。

では、どんな安売りがいいのか?

 

飲食店への入店動機としての安売りは良い

ワンアイテムを安く表示し入店動機として、他のアイテムで回収するイメージです。

多くの企業様はそんな動きになっています。

 

例えば【生ビール100円!】で打ち出して入店動機とし、焼き鳥やアテを売るイメージです。

最近はネットの影響かもしれませんが、アルコールの本来の価格をお客様が知っており、アルコール離れが進んでいます。

【料理はその店舗でしか食べれない味】がありますが、ビールは家で飲んでも同じビールですから…

 

こんな認識が広まり【食べる店】【飲む店】もしくは【家に帰って飲む】などお客様のスタイルが変わってきています。

アルコールは安く設定しないとお客様に価格が知られています。

 

入店させたら安売りよりもコスパの高さ

コストパフォーマンスの高さとは、結局は【最後のお会計の時に価格と内容の差がどうなのか?】ではないでしょうか。

個々の価格は入店動機でしかなく、お客様からするとあまり関係ないのです。

最終的にお会計で満足するか?不満か?だと考えています。

安さで入店したもののお会計で満足できなければリピートされません。

 

まとめ

わたしの根底にあるお客様が喜ぶ事とは、

【早さ】【安さ】【美味さ】です。

 

どこかの企業様のキャッチコピーでありますよね?(今は違うのかな)

あのキャッチコピーは【飲食業界で成功する為の極意】だと思います。

それが基本です。

 

しかしながら、多くの店舗は近視眼的に結果を出そうとするのです。

例えば、予約サイトに多額の投資してみたり、安売りを乱発したり…そこじゃないんですよね。

料理の味が美味しくないのは論外ですね…

 

基本が無いと何をやっても一緒で、売り上げが短期的に上がっても一過性のものです。

難しく考えずに基本からシンプルに一つ一つやりましょう。

お客様を幸せに出来ないと、自分も幸せになれないということです。

 

最後まで、お付き合い頂きありがとうございました。