
わたしが以前から「こんなサービスがあったらいいのに…」と考えていたサービスが、
最近話題になっています。
【リファラル採用制度】です。
…ってなに?と思われますよね。
リファラル採用とは、
「社員リファラル制度」といわれる縁故採用の形態の一つです。
そんな聞き慣れない【リファラル採用】と【転職サイト】のメリットとデメリットを考えたいと思います。
転職サイトのメリット
1 必要な時を狙って募集をかけれる
普段から使われてる人事担当者、個人店事業主のかたはご存知の通りです。
【速効性がある】
というのがわかりやすいでしょうか。
2 募集情報が統一されている
あたりまえですが広く募集をかける際でもサイトに登録した情報のとおり募集情報を伝えることができます。
3 思わぬ逸材が来るかもしれない
転職サイトの募集は当該地域の広範囲すべてで知ることができます。
タイミングさえあえば【提示した給料で思わぬ逸材】を登用できるかもしれません。
転職サイトのデメリット
1 募集経費がかかる
転職サイトを利用し募集をかけるには多額の費用がかかります。
2 募集期間中に応募がなければ、無駄になる
- 募集をかけても応募が全くない
- 或いは条件が合わない
- 採用したが出社しない
など人材確保まで至らなければ【すべて無駄】になります。
3 人材が玉石混合である
メリットで「思わぬ逸材が来るかも?」と述べましたが逆もあります。
広範囲に募集をかけるので人材は【玉石混合】です。
応募があればまだいいのでしょうが応募自体が無ければ話になりません。
リファラル採用制度のメリット

geralt / Pixabay
1募集経費が安く済む
リファラル採用制度は【一度システムを構築してしまえば】転職サイトに募集をかける必要がないので、
【経費削減の効果】が見込めます。
2応募人材の情報量が多い
リファラル採用制度は既存社員の縁故者なので、
【応募人材の情報を企業は詳しく知る】ことができます。
3社員全員が人事?
縁故採用制度なので既存社員全員が人事担当者でもあります。
【人事部の経費削減も期待】できるかもしれません。
4企業体質が良ければ募集をかける必要がなくなる
リファラル採用制度で既存社員が縁故者に声をかけれる企業とはどんな企業でしょうか?
- 【労働環境】
- 【福利厚生】もしっかりした企業です。
- 【良い企業が良い人材を集める】という好循環が生まれます。
5離職率が低い
好循環があれば企業拡大、利益増加も見込めるでしょう。
利益や当初の募集経費を社員に還元すれば、
【優良企業となりますます離職率は下がる】でしょう。
6技術職に最適
調理師やシステムエンジニアなど、
【技術職の人材は一緒に働かないと能力がわかりづらい】面があります。
リファラル採用制度は、
【縁故者共々が以前一緒に働いていた】わけなので企業側に応募者の情報が多く入ります。
縁故採用は【調理師の世界では普通】のことです。
リファラル採用制度のデメリット
1 使用した事がないので不安
今まで【転職サイト】を利用されてた企業や事業主のかたは【どれくらいの効果があるか】わかると思います。
【リファラル採用制度のような新しいシステムに奥手になる】気持ちも理解できますが興味があれば積極的に情報を集めるべきです。
何事も行動しなければ「今のまま」です。
2 社員が積極的でなければ人材が集まらない
縁故採用制度なので既存社員のかたが、
【積極的でなければ人材は集まりません。】
「もし声をかけた人材が自社で結果が出せなかったらどうしよう?」そんな心配もあると思います。
だから良いのです。
【入社した人材の育成を縁故者に任せる】と紹介した責任感があるのでしっかりと教育します。
互いに性格も分かり合えてる仲なので成長スピードにも期待できます。
既存社員の責任感についてもう一点。
【責任があるので質の悪い人材は呼びません】これも利点です。
3企業体質に自信がない
リファラル採用制度は【企業体質が悪い会社】には向いていません。
企業様の現在の状況を確認するためにも1度リファラル採用制度を取り入れていいでしょう。
これからの人材募集の変化
転職サイトとリファラル採用制度のメリットとデメリットを考えてきました。
これからの人材募集について【もう一歩踏み込んで】みます。
これからの人材募集は、
【転職サイトとリファラル採用制度の2つに分かれる】と予想されます。
その分かれる条件とは?
企業体質です。
企業体質の良い会社は【転職サイトとリファラル採用制度の両方とも利用でき】リファラル採用制度に高い効果が期待できます。
企業体質の悪い会社は【転職サイトは利用できます】がリファラル採用制度の効果に期待できません。
そうなってくると募集広告の段階で【優良企業とブラック企業もしくはグレー企業】がわかるようになってしまいます。
結果的に【良い企業には良い人材が集まり】悪い企業は募集経費を多額にかけよっぽど仕事に困ってる人しか雇えなくなります。
【悪い企業には誰も来なくなる】可能性もあります。
そうなると倒産するしかありません。
【人材が不足してる企業、店舗には必ず問題があります。】
あなたの企業、店舗に自信があるのならリファラル採用制度を強くオススメします。
まとめ
転職サイト
- 必要な時に募集をかけれるが応募が無ければ経費が無駄になります。
- 思わぬ逸材も期待できるが玉石混合なのでギャンブル的な募集形態になりつつあります。
リファラル採用制度
- 初期投資でシステムを構築すれば社員全員が人事となります。
- 応募者の情報も多く技術職の募集と相性が良く企業が人材を選べる可能性があります。
- 離職率も低く余計な募集経費も抑えれるでしょう。
将来は転職サイトとリファラル採用制度に2分する
- 転職サイトとリファラル採用制度の募集形態2つに分かれます。
- 企業体質を募集の段階から調べられることが予想されます。
【募集方法が企業ブランド】となり宣伝の効果も期待できるでしょう。
以上、「転職サイトとリファラル採用制度のメリットとデメリット」という記事でした。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。